月イチの指導で50m走のタイムが0.5秒速くなったヒミツとは…
こんにちは。
NEXUS代表の吉岡です。
NEXUSでは、小学生のかけっこ教室以外にも野球やサッカーの部活動・クラブチーム様に走りの指導やフィジカルトレーニングをしています。
今回はその中の継続して指導に携わらせて頂いている中学野球部の指導に関するお話です。
8月から指導させて頂き、11月で4回目でした。
12月は来週指導に伺わせて頂きます。
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初回8月の指導、11月の指導で50mの測定を行い
8月平均タイム
8.205
↓
11月平均タイム
8.118
20名の内12名、約0.09秒のタイム向上。
最大値は-0.57でした。
0.09秒は距離に直すと約70〜90cmで、0.5~1歩減っている計算。
0.57秒速くなっている選手は前回より約4m速く前に進んでおり、2〜3歩歩数が減っているということになります。
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0.09秒というと分かりづらいですが、距離に直すとスポーツにおいて非常に大きな影響があるということが見て取れますね。
今までより70cmもプレーの幅が広がるというのはかなり大きいです。
ただ、実際に野球やサッカーなどで50m程度の距離を全力疾走する場面というのは少ないかも知れません。
となると実際のプレー中の恩恵は少ないのでは?という疑問が出ると思います。
ですが、まだまだNEXUSでは本格的な走りの指導はしていません。
8月、11月の指導は測定のみで終わっています。
実質指導に携わったのは9月、10月の2回のみ。
この指導では走りに入る前の『根本的な部分』を指導させて頂きました。
ただ走るフォームや意識だけを真似する、伝えても足は速くなりません。
それらを『実行できる身体』がなければ非常に難しいです。
この部分のアプローチを終え、12月から本格的な走りの指導が始まります。
ということは、
これからどんどん選手たちの脚が速くなっていくのでは??
プレーの幅がさらに広がるということでは??
とても楽しみにですね。
少し長くなりましたので、どのこの期間どのような指導を行ったのかは、次回のブログで書かせていただきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは!
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測定にはTTMasterという測定機器を使用しています。
ストップウォッチはなく、陸上競技の大会などにも使用できる誤差のない測定機器です。
こちらを使うと、全選手が同じ条件下で測定を行えます。(風はどうにもできませんが…)
この機器で測定をすると、いつもストップウォッチで計っているタイムよりは遅い数値が出ます。
しかし、ストップウォッチより正確な数値を測定できますので、選手の成長を正しく評価するためには必要不可欠なものだと思います。
以下にURLを貼付しておきますので、ぜひ一度ご覧ください。


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